入社後、初めて配属されたのは改善の部門。そこで1年の経験を積んだのち、新たに配属されたのが半導体向けの装置に使用されるスペシャルチューブの設計を担当する部門でした。顧客や営業とのやりとりも多く、システムそのものを理解するのに最初は戸惑いました。しかし、次第に営業からの相談にも的確に回答できるようになってきて、着実に成長できている確かな感触を得られるようになりました。仕事ができるようになってくると、どんどん任せてもらえるのが当社の特徴で、現在は既存のふっ素とは異なる新しい樹脂を使ったチューブの設計に関わっています。

大学院で細胞など生物系の研究をしていたので、就職活動でも研究開発ができる企業を軸に活動していました。エントリーシートを出したのが7社ありました。その中でも潤工社を選んだのは就活生一人一人ときちんと向き合う姿勢に心打たれたからでした。というのも、エントリーシートを見てくださった採用担当の方から電話がかかってきて、内容に対するフィードバックをくださったのです。きっと社員を大切にしている会社なんだろうなと改めて当社を第一志望に活動しました。入社後もイメージ通りで、若手ベテラン関係なく、発言しやすい環境やワークライフバランスのとれた働きやすさに驚きました。

当社の社風は「自分が思ったことはまずやってみる」環境です。当社で活躍する先輩社員を見ていても、みんな自分でどんどん動いて、どんどん形にしていっています。ですから、私のように専攻が全く異なった分野であっても、意欲的に新しいことにも挑戦してみたいという人がやりがいを持って活躍できる環境だと思います。私自身も難易度が高い、チューブ製造の生産性向上を今後の目標にしています。チューブといっても、素材、設計方法など、様々な要素の掛け合わせになるので、すべての生産性をあげるのは途方もない作業になりますが、必ず実現したいです！